（※掲載画面はサンプルで患者氏名など架空のものです．）

透析クリニックでは２週間毎に患者さんの採血検査を行います．

（採血は透析の管(回路)から行います．）

しかし，検査内容は毎回同じではなく，

勤務先では

・透析の前に行う採血（今の日常生活で体に毒素が過剰にたまってないか）

・透析の後に行う採血（透析がちゃんとできているか）

・透析患者さんがかかりやすい病気を調べる採血（３ヶ月毎に１回）

・個別にフォローしておいた方が良い検査の採血

と言った内容を一定の周期毎に行っていました．

例えば，

ある患者さんは，

「前回○月○日に"A"セットの採血をしたので，

　次は○月○日に"B"セットと"C"検査項目を追加」

と言うような採血予定です．

患者さん全員分(当時約50名分)の予定を手書きの表で作っており，

他にもレントゲンや心電図検査の予定も組み込む必要があり，

作成に数週間掛かっていました．

（この表を元に検査依頼書も別途用意しなければいけないため，

期日に間に合うよう自宅に持ち帰ってする場合もありました．）

本業務は負荷が高く，確実性が求められる業務であるため，

「採血検査計画表 生成ツール」を作成しました．

「患者名」「採血基準日」「レントゲン実施の週」「追加検査項目」

の情報を予め表にしておくことで，

作成画面から作成月を指定し[作成]ボタンを押すだけで

検査表が作成されるというものです．

（ｲﾚｷﾞｭﾗｰな検査項目に対しては，作成された表に別途追加修正を行います．）

ツール導入前は数週間掛かっていた作業が，

１日(30分程）で終了するようになり，

業務効率化に貢献することができました．

【製作期間：約2週間】